Jul 28, 2010
事業資金を融資する金融機関
金融機関は、事業資金の融資の低迷に陥っているようだ。よくよく話を聞くと、保証協会枠がいっぱいになっているところが増えてきているということだ。は、中小零細企業は、プロパエソ事業資金を融資できないとするのと同じことを考えた。その事業資金の融資は、成長のないものだと考えている。中学生からの友人から突然電話が会社を設立したと連絡してきた。真面目にサラリーマンしていて、やりがいもあるとあったので非常に驚いた。理由を聞くと、会社設立には、私の知らない知人が彼に資金のようだ。現在は4人の仕事を軌道に乗せるために休みなく働いている。遠くからでも彼のして成功していることなので、非常に応援している。
今年も残すところ、あとわずか。2010年最後の「デジタル閻魔帳」は、AV評論家・麻倉怜士氏がこの一年を振り返り、特に印象に残ったモノをハード・ソフト問わずにプライベートにランキング形式で紹介する、恒例「麻倉怜士のデジタルトップ10」。前後編に分け、カウントダウン形式でお送りしよう。【聞き手:芹澤隆徳,ITmedia】
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●番外1:愛用のキヤノン「PowerShot S95」
――いきなり番外ですが、普段持ち歩いているデジタルカメラですか?
麻倉氏:そうです。キヤノンの「PowerShot S95」を取り上げたいと思います。今年前半は、ソニーの“サイバーショット”「DSC-HX5V」を持ち歩いていました。HX5VはフルHD動画の撮影が可能で、撮りたいときにシチュエーションに応じて動画も静止画も撮れます。HX5も良かったのですが、今年後半になってPowerShot S95を使ってみて、個人的にとても気に入りました。
S95は、なんといっても軽くて持ちやすい。画面も大きく、操作性も良好です。そして暗い場所での撮影がキレイですね。薄暗いところでもフラッシュなしで撮影できるので、照明の演出をそのままキャプチャーできます。その場の雰囲気が写真で出せるのです。
撮影した画像は、黒が沈んで、伸びるところは伸びるというピーク感がすばらしいです。また、普通のカメラでは顔が白く飛んでしまうような近接撮影も得意ですね。フラッシュをたけば細部がしっかり出て、不自然な白トビは少なく、しかも色がのっている。人物の近接撮影や景色がうまく撮影できます。問題は暗いところでのピーク部分のオートフォーカスがやや甘いことですね。しかし、全般的には素晴らしいコンパクトです。
●番外2:スカパー!JSAT「TZ-WR320P」
――次も番外です。スカパー!HDを初めて2番組同時録画できる「TZ-WR320P」ですね
麻倉氏:これも私の愛用品です。スカパー!HD対応のパナソニック製DVR(録画機能付きチューナー)「TZ-WR320P」は、HDDと2つのチューナーを内蔵していて、スカパー!初の2番組同時録画に対応しました。HDD容量は320Gバイトで、約73時間のハイビジョン録画が行えます。
以前はヒューマックス製のスカパー!HDチューナーを使っていましたが、TZ-WR320Pに変えたところ、すごく画質が良くなりました。まず、コントラスト良く、画が締まって見えます。解像感も上々。チューナーを変えただけで、こんなに画質が向上するとは感動的でした。
TZ-WR320Pは、DIGAシリーズや同社製CATV STBと同じユニフィエのプラットフォームを採用していますから、EPG(電子番組表)の動作も速く、登録したキーワードに合致する番組を自動録画する「お好み自動録画」なども搭載しています。スカパー!HDライフがより楽しくなりますので、ユーザーは一刻も早く乗り換えるべきですね。
――スカパー!HDにはさまざまな専門チャンネルがあります。お気に入りはありますか?
「ディスカバリーチャンネル」や「ナショナル・ジオグラフィックTV」「旅チャンネル」はいいですね。アクティブに役立つ情報番組と、まったりした和ませる番組の両方を楽しめます。ほかにも3D専門チャンネルの「スカチャン3D」は、Jリーグ中継やアイドルの番組を毎日放送していますし、最近は「フジテレビNEXT」も良く見ます。
最近のお気に入り番組は、「菊地成孔と大谷能生の『憂鬱と官能を教えた学校』TV」。音楽家の菊地成孔さんと大谷能生さんが講師(校長と教頭)になって、ボストンのバークレー音楽院のコードメソッドやアナリーゼ(楽曲分析)を紹介するといったマニアックな内容ですが、へんにゆるくて面白いです。私も大学でコード進行の講義をしていますが、番組では生徒も皆ミュージシャンですから、その掛け合いもユニーク。とにかく、スカパー!HDはさまざまな番組があって楽しいです。
●第10位:インテグラル方式裸眼3Dテレビ
――番外で1ページ使ってしまいました。いよいよトップ10です
麻倉氏:2010年の第10位は、東芝のインテグラル方式裸眼3Dテレビ「グラスレス3Dレグザ」です。裸眼3Dテレビは、まだそろりとしたスタートですが、3Dの進展を考えると、ある時点で裸眼立体視が入ってくるのは必然で、1つの理想形ともいえるでしょう。
今まで、インテグラル方式をやるなら「スーパーハイビジョンが前提」と言われていたのですが、東芝は独自の切り口で、この時期に登場させました。同社は優れた2D→3D変換技術を持っており、それを新しい光学技術と融合させた形です。
一般的に、レンチキュラーシートを用いた裸眼立体視ディスプレイは、画素からの光の方向を制御して光線を再生しますが、従来は均一に光線を再生しようとすると視野角が狭くなるという課題がありました。東芝の技術は、レンズと画素の周期(=n)に対して、レンズに対応する画素の数をn個またはn+1個の2値として、対応するレンズに対応する画素を任意に選択できるようにしています。光線に出射角を付けてデッドゾーンをなくし、より自然で見やすい3Dディスプレイを実現しました。この技術は、平成22年度全国発明表彰の「21世紀発明賞」を受賞しています。
また、開発をリードした研究開発センターの福島理恵子氏は日経ウーマン誌(日経BP社)で「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」の1位に輝きました。私は同誌で「卓抜な視点と、開発リーダーシップが特に優れていた」と福島氏の業績についてコメントしています。
20V型のグラスレス3Dレグザ「20GL1」を見ると、解像感は低いものの、自然で比較的きれいな3D映像です。専用メガネを使う方式では視差のみの立体映像となり、フォーカス感と輻輳角が離れてしまいますが、裸眼立体視の場合は運動視差が加わり、立体物を見ているのと同じで自然な立体感となります。
裸眼3Dがいずれ市民権を得る、そう教えてくれたグラスレス3Dレグザの意義は大きいと思います。この時期に商品として発売することは高く評価されるべきですし、今後の大画面への発展もおおいに期待できますから、当然ランク入りですね。
●第9位:ユニバーサル ミュージックのSACD再参入
麻倉氏: 第9位は、8月に取り上げたSACD復権の話題です。きっかけは、ユニバーサル ミュージックが名盤タイトルを「SA-CD 〜SHM仕様〜」で発売したことですが、その前段階として2009年にTEACのエソテリックブランドからクラシックの名盤が発売されてヒットしたという背景があります。
一度はSACDのリリースをやめたユニバーサルでしたが、本物の芸術であればSACDにもニーズがあると分かったのでしょう。新素材の採用をはじめ、DSD方式の特性が生きるシングルレイヤーとし(通常のCDプレーヤーでは再生不可)、表面は迷光を排除するために緑にしています。そしてロスレス圧縮のマルチチャンネルでなく、非圧縮の2チャンネル収録。ディスク技術から音源、収録に至るまで、考え得るすべてを盛り込んで最高のSACDを作り出しました。
最近発売されたマウリツィオ・ポリーニの「ショパン:ポロネーズ集」をCDと聞き比べたところ、SACDは音の表面に抑揚があって、和音の倍音の広がりに色がついているように感じました。演奏者の気持ちの入れ方まで伝わってきて、やはりすごい。販売も好調で、メーカーの予想以上に売れているようですね。
今年は、ソニー、オンキヨー、デノン、マランツなどがSACDプレーヤーを発売し、「e-ONKYO」でDSD方式による音楽配信が始まるなど、高音質音楽に注目が集まっています。。中でもSACDのような光学ディスクは、オーディオファンにとって手になじんだメディアですから、これからもおおいに頑張ってほしいですね。
●第8位:「STELLA UTOPIA EM」(FOCAL)
麻倉氏: 第8位は、11月に取り上げた仏FOCALの「STELLA UTOPIA EM」(ステラ・ユートピア)を選びたいと思います。スピーカーにはさまざまな種類があり、同じ回で触れたKEFの「Q Series」などは、音楽再現力に優れたコストパフォーマンスの高い製品です。一方のステラは、1029万円(ペア)と、とても高価です。しかし、実際に音を聴くと「それくらいの音はするな」と思いました。
音の立ち上がり/立ち下がりが実に俊敏で、レンジ感も広いことが分かります。フルオーケストラの感動をその量感とともに再現できますし、一方でソロの音場再現も秀逸です。スコアのサイズにかかわらず、どちらも見事に描き出す。しかも低音は、ちょっと矛盾して聞こえるかもしれませんが、量感があって速いのです。
低音のスケールや量感を出したければ大きなスピーカーが良いのは常識ですけど、よほど大きな磁石じゃないとスピード感は出ません。STELLA UTOPIAは、電磁石を採用することで、重く剛性が高くても、立ち上がりの遅さを感じさせない音作りを可能にしました。考えてみれば、すごくまっとうで素直な発想で作られたものです。それをちゃんと作るとこの値段になってしまうというのは残念ですけどね。STELLA UTOPIA は、音楽信号の中には得も知れない多彩な音情報が入っていたと分からせてくれた、最高スケールの表現力を持ったスピーカーです。
●第7位:松田聖子さん
――ええと、第7位は……「松田聖子さん」ですか
麻倉氏: 私は昔から好きで、コンサートも良く行っていましたが、第7位になった理由は別にあります。実は松田聖子さんは、BS放送の立ち上げに少なからず貢献した方です。なぜかというと、まだ視聴者数も少なかったBS放送の黎明(れいめい)期に毎年ライブが中継され、“売り”になっていたからです。
2005年の12月には、松田聖子さんのデビュー25周年記念ライブ「Songs」が2回放送されました。中でも「赤いスイトピー」は、映像、音質、歌詞もたいへんすばらしかった。ビデオ撮影による白を強調したもので、ピーク感は100%以上。肌色もきっちりと撮影していて、聖子さんのパーソナリティーと合っていました。音質も良かった。
SongsをエアチェックしたBD-REはとても気に入っていて、当時はAVアンプのAAC再生チェックなどに良く使用しました。ところが、2008年からBDレコーダーで殻付きBD-RE(v1.0)が使えなくなってしまいました。再生系回路がどんどん進歩しているというのに、近年のプレーヤーやレコーダーでは再生できません。
しかし今年の3月12日、BSデジタル放送の「SONGS」で再放送されました。実はその前に地デジでも放送したのですが、「やっぱり地デジは画質がだめだ」と思っていたところにBS hiで再放送してくれました。これにより、新しいBDレコーダーの世界に松田聖子さんの名盤が復活したのです。
8月16日にも再度再放送がありました。今年に入ってからBD-RとBD-REの違いについて、いろいろと実験を繰り返していたので、このときは最も画質に優れる“BD-REへの直接録画”を試しました。2チューナー搭載のレコーダーを使い、同じ番組を片方はHDD録画してBDへダビング、もう片方はBD-RE直録にして比較したのです。
すると、画質の差はやはり顕著でした。私にとっては見慣れたコンテンツですから、違いはすごくよく分かります。そこで、比較用のディスクを作ってあちこちのイベントなどで披露したところ、皆さんとてもびっくりしていました。「大事なコンテンツはBD-RE直録にしよう」。そう言えるようになったのは、実は大好きな松田聖子さんのおかげだったのです。
――後編では第6位からカウントダウンします
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